永遠の時の流れに

発行日:2019年12月13日

カバーには経巡る「月」を、表紙には著者の「愛猫」と「著者と母」の写真を配した。右の画像は書影で、スライドさせると本扉が現れる。

原書はカラー刷りの大判ムックで、それを四六判のエッセイ集へと大改造したため、本文の構成が今ひとつすっきりしていない。原書のサイズ、あるいはさらに大きいB5判で、オールカラーで制作したかった。

著者、監修者、訳者、皆さん女性なので、女性らしさを出したかったわけではないが、書名ロゴに「永遠」と「流れ」のイメージを表そうと渦巻きの模様を加えてみたら、意図せずに女性っぽい雰囲気のロゴになってしまった。もちろんこの場合の女性らしさとはステレオタイプなそれに過ぎないが

書肆データ

  • 書名:永遠の時の流れに
  • 副題:母・美君への手紙
  • 著者:龍應台
  • 翻訳監修:劉燕子
  • 翻訳:和泉ひとみ
  • 発行:集広舎(2019.12.13)
  • 判型:四六判/並製/368ページ
  • 造本設計:玉川祐治
  • ISBN:978-4904213865 C0098

造本データ

  • カバー:Mr.B 46/Y 135k ホワイト
  • 帯:Mr.B 46/Y 135k ホワイト
  • 表紙:ファーストヴィンテージ 46/Y 206k ベージュ
  • 本扉:Mr.B 46/Y 110k ホワイト
  • 見返し:NTラシャ 46/Y 100k 濃赤
  • 本文紙:b7 ナチュラル 46/Y 79k